矯正治療で転院する場合
矯正治療で転院する場合
矯正歯科治療中に、やむを得ない事情で転院が必要になった時には色々と注意が必要です。基本的に矯正歯科では、料金は前払いで一括のところが多いでしょう。なぜならば綺麗に歯が並んだ後に急に来なくなってしまい、料金を踏み倒されることがあるからです。ワイヤーや装置の一つ一つが特殊で、大変高価なものになります。患者さん一人一人に合ったものを用意することもあり、他に使いまわす事はできません。
ですので、転院となった際にも基本的には費用は返ってきません。ただし、最初に転勤や引っ越しする可能性があるの事を伝えてから始めた場合、幾らか返金に応じてくれるケースもあります。もう一つ厄介なことは、新しい医院では基本的に今までの装置は使いません。やり方も装置も先生の考えがそれぞれ異なるため、一から付け直しなんて事もあります。高額な料金もまた必要になってしまいます。タイミングを見計らって、よくよく考えてから矯正治療を始める事をお勧めします。
矯正歯科での治療中に転院する場合の注意点
歯並びの悩みを解消するために矯正歯科を受診する人は多いですが、1回や2回の通院だけで完了するものではないため、さまざまな注意点があるのです。治療の期間が長くなればなるほど、途中で引越しをしたりする可能性が高くなり、々矯正歯科に通い続けるのが難しくなってしまう場合が出てきます。途中で転院をすることになってしまうと、それまでに行ってきた処置の続きを受けられなくなるのではないか、という不安につながるわけです。
治療が完了する前に転院しなければならない状況になったときは、早めに担当の歯科医師に相談することが欠かせません。その後の処置をどのように進めていけばよいか、専門的なアドバイスを受けることができます。矯正歯科は全国にありますが、自分との相性がよい矯正歯科となると限られてしまうものです。安易に違う歯科医院を受診してしまうと、それまでにやったことが無駄になってしまう可能性もあります。しっかりと考えて決めるべきです。